を読んでます。
世の中わからないことがいっぱいあるのですが、
その一つが経済です。
「エンデの遺言」を読んで以来、
私の中では現在の経済はバブルを繰り返すマネーゲームにしか見えません。
しかも、みんな知っててやってる。
降りることが許されないギャンブルと化してる。
そんな印象です。
なので、理解できないのですが、
降りることが許されない以上、どうやって生き残るか。
そう考えた場合、まずは経済のルールを知らないと、
ゲームにならないですよね。
ほとんどの人がこのルールを知らない。
または、ルールがどんどん変わってることに気づかないのではないでしょうか。
そう考えると、謎は深まっていくばかりなのです。
そこで、経済を独自に勉強中なんですが、
ハイエク、ちょっと面白くなってきました。
経済ってどこかプログラムと似てる気がしてきました。
漠然とですが、なんとなく。
いくつか例をあげると、
例えば、小さな市場の経済を考えた場合、
それを完全にコントロールして計画どおりに管理することは、
可能かもしれません。
しかし、それが国家規模、世界規模だとどうか、
社会主義国家では計画経済というのが可能と考えた事があったようですが、
実際な不可能ですよね。ちょっと考えればわかりそうなことです。
でも経済は動いていく、一見合理的に、
問題をはらみながらも。
システムもそう、小さなシステムは計画的な管理は可能だけど、
大規模なシステムを計画通りに管理なんてしようがない。
計画なんてなんども見直しながら、微調整して進めていくしかない。
ここでいう大規模ってのがどの程度かっていうと、
世界に通用する携帯OSを日本で作るとかw
できるかもしれんが、計画の立てようが無いw
で、計画経済が否定されたように、
計画開発も否定されていいのかも?と思った。
まぁ、直感なので、聞き流してね♪
計画の立てようがないものについて重要なのは制度・規約です。
ハイエクは計画主義は批判したそうですが、制度設計については提言をしたそうです。
これってシステム開発も一緒じゃないかなって思います。
IT企業で成功しているところっていろんな制度や規約を導入しています。
どういった制度を導入するかって企業戦略として重要ですよね。
また、システム開発自体も顧客との間、開発者と設計者の間、
開発者同士、いろんな規約を結んで進めますよね。
フレームワークも「設定よりも規約」って「Ruby on Rails」で流行りませんでしたっけ。
まぁ、コーディング規約とかってのもあるくらいだし。
制度とか規約が重要なんです。
と、なると制度や規約がどんなものなのか、
どうあるべきなのかって話になるのかな~。
まだまだ勉強中です。