会社というのは、なんのためにあるのか、
考えさせられる本です。
経済が混乱してくると見えてくるものの一つに、
会社の本質があると思います。
会社も長く経営してきて、
創業者から2代目、3代目に変わり、
そもそも会社を設立した目的はなんだったのか。
ただ、存続すれば良いのか、
同じ仕事が続けられれば良いのか。
伝統を守るのか、
新事業を開拓するのか。
そして、何を大事にしたいのか。
会社が存続すること?儲かること?
お客の満足度?有名になること?
この本の中で私が感じた事がいくつかあります。
「①必要とされる会社が成功する。」
「②社員・その家族・取引先・地域・業界・社会、それら全てを考えた経営が大事。」
必要とされる仕事ができているだろうか。
それは感謝されるほど大事な事を成し遂げているだろうか。
自分本位で終わってないだろうか。
周りに良い影響を与えているだろうか。
誰かが犠牲になっていないだろうか。
お金が儲かる事が主目的であれば、
単純に儲かる投資だけすれば良いはずだ、
会社である必要は無いだろう。
会社に人が集まって仕事をする以上、
良い仕事をしなければ意味が無い。
一流の最高の仕事を目指さなければいけない。
そしてそういった会社が日本にはある。
そこから学ぶものも多くある。
やはり学ばなければ、何事も。