2010年11月14日日曜日

何よりも大切な自由

ようやくアウン・サン・スーチーさんが解放されました。

自由の無い国というものがどれだけ理不尽なのか、
よくわかる出来事でした。

ご存知の方も多いでしょうが、
ミャンマーの軍事政権は、
一度は選挙でスーチーさんらに負けましたが、
それを認めず。スーチーさんを軟禁し、
選挙に出れなくし、出来レースの選挙を行いました。

世界には同じように自由の許されない国が多くあります。
それを支援している国もあります。

利害が一致すれば国は他国の国民など、
ときには自国の国民でさえどうなっても良いと考えるのです。

国に限った話ではありません、
組織も同じです。自由の無い組織は、
利害によって組織のメンバーの人生など、
どうとでも良くなってしまう事があるのです。

ただし、ここで言う自由とは、
単なる選択の自由ではありません。
自主的な活動を認める積極的な自由です。

なぜならミャンマーの軍事政権も自由を口にしているのです。
自分たちの作り上げたルールの中の自由です。

自由にも様々な種類があるのです。
無限の自由はいわば自由の牢獄です。
何もルールが無ければ無秩序です。
真の自由とは平等なルールの上での競争を伴うものだと思います。

平等なルールを構築する事は非常に難しいことです。
本当の自由というのは簡単に手に入れられるものではないのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿